刑務所の中(に入ってきた)

世の中に入らないようにしたいところは多くあれど(ホラーハウスとかネズミが走り回っている家とか)その中でも上位に入ってくるのが「刑務所の中」ではないでしょうか。

ほのぼの不動産を始めるちょっと前に「刑務所の中」に入ってきたのが今回のお話です。

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😅「刑務所の中」は、映画「刑務所の中」そのままでした。

それはそうですよね。

この漫画は著者であり漫画家である花輪さんが実際に刑務所に入った体験をもとにした漫画です。ちなみにこの漫画を原作として映画も作られています。映画は個性的な俳優さんが演じる食事の場面が多く個人的にすごく好きな映画です。

😲では「刑務所の中」に入りましょう。

横の管理棟のような部屋で持ち物はすべて机の上に置きます。そして部屋に鍵をかけて実際に受刑者さんがいる「刑務所の中」に向かいます。

廊下を歩いていくと分厚いドアがあります。

刑務官がなにやらボタンを押してさらに指紋認証をします。

二重ロックが基本のようです。ドアを開けて小さな部屋のような廊下に入ります。

今、開けたぶ厚いドアを閉めます。

確実に閉めたあと、次のぶ厚いドアを解錠します。

何度かそうして「刑務所の中」に入ります。

刑務官は前後に一人づつです。窓には格子がびっしり取り付けられています。いくら骨を外したとしてもあの細さではくぐれません。

歩いていくと廊下などで受刑者さんとすれ違うこともあります。

もちろん刑務官も一緒です。この時、受刑者さんは壁があれば壁の正面に距離を開けず直立不動で立ち、刑務官の指示があるまで待機します。外部の人間と目を合わせたりすることがないようにするためです。

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さて、まずは作業場に入っていきます。映画と質感が同じです。

作業中、無駄口はもちろんありません。

張り詰めた空気の中、木を切る音や加工する音がただただ聞こえてきます。木工や職業訓練の作業場を移動するたびに刑務官が「ほにゃらjsoipowek$mkmdsf#knkogf%jksjpkjspjmdgpsmpl総員○○名異常なしっ!」ともの凄い早口でもの凄く大きな声で言うのも映画と一緒です。

職業訓練も行っています。パソコンや理容などあります。

風呂場も覗いてみましょう。

お風呂の質感も映画そのものです。時間を知らせるプラ板もありました。ちょっと失敬してお風呂に手を突っ込んで見ましたが良い温度でした。

続いて雑居房と独居房にも進みます。

雑居房には液晶テレビが1台ずつあります。クーラーはなく風があまり通らないので夏・冬は凄く大変らしいです。独居房には態度が良いから入っている人や病気で雑居房にはいられないから入っている人と様々な様です。病気の受刑者さんを介助するのも基本は受刑者さんです。

その他、洗濯場や体育館にも入ります。

山口ブログ

😊ところでなんで「刑務所の中」に入ったの?

収監されたわけではありません。

某企業さんが、仮出所する人や元受刑者さんを雇用する取り組みを初めたので、そのお手伝いも兼ねて刑務所の中の見学に参加させてもらいました。

😳実際、予定通り雇用できたの?

雇用に至るまで想像以上に時間がかかりました。

各刑務所・少年院にパンフレットを送ったり営業電話をかけたり、就職担当の方に来ていただき実際の職場を見ていただいたりしました。

現在は初犯率は下がって再犯率は上がっています。再犯率も下がっているとの文献もあります。確実なのは昔に比べ収監されている人が少なくなっています。社会にとっては良いことですが雇用の対象者が少ないということです。

そして刑務所には初犯の人が入る刑務所、重犯の人が入る刑務所など区別がなされています。女子だけの女子刑務所もあります。初犯の人は比較的、出所も早いですし身元引受人がいるケースも多いでしょう。そうするとまず地元に帰ってから自力で就職を探す人が多いわけです。

重犯の人は就職が難しいことが多く本人たちも自覚しています。しかし重犯ですから刑期が長く、今、面接しても出所は7年後・・・という感じですからなかなか予定が組めません。

男女の差もあります。男性は縁があったから刑務所があったここで就職しようという気持ちになることもあります。女性はそうなりません。出所したら配偶者が待っていることも多く、ひとまず地元に帰る人がほとんどです。

そして良く言われるのですが「刑務所の中」も高齢化が進んでいます。受刑者さんの介護を受刑者さんが行う。TVなどでも耳にしたことがありますね。

最後に、仮出所の日の予想が誰にもできません。受刑者本人も刑務官もわかりません。判断するのは別の部署ですし、仮出所が認められるにも条件があります。

ということで、なかなか段取り良く・・・できないわけですが

仕事があると再犯率は大きく下がりますので元受刑者さんのためにも、地域社会のためにも、企業の雇用の確保のためにも、皆が良い方向に向かっていければ良いのではないかなと思うわけです。

ちょっと不動産とは違う話でしたが幅広く色んなことに顔を出すのが好きな性格です。興味があれば声をかけてください。

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