朝夕、特に過ごしやすくなりましたね。運動会の時期になりました。
ほのぼの不動産の事務所の周りをトンボが沢山飛んで秋の訪れを感じています。
今回は「ほのぼの不動産」ができるまでを猛スピードで飛ばし飛ばし書いてみようと思います。
さて、周南市戸田にある「ほのぼの不動産」は国道二号線の南側に位置しています。北側は市街化区域なのですが南側は市街化調整区域となっています。
市街化調整区域とはなんでしょう?市街化調整区域とは市街化されるのを抑制する地域です。簡単に言うと家や店舗を建てづらい地域となっています。
ですので普通に事務所を建てるのにも手間と時間がかかってしまうのですが、事務所予定地を前所有者さんから購入させていただくにあたり、さらにもうひとつ条件がありました。それは事務所予定地に隣接する農地も一緒に売却して心残りがないようにしたいということでした。
(土の色が濃いところが元農地です。)
隣接する農地の面積は小さく農地としての役割は微妙です。登記上は田でしたが、現状は雑種地という感じで草が茂っています。雑種地なら売買できますが、農地には農地法という法律があるため、農地をそのまま私が購入することはできません。購入するには農地転用が必要になります。
まずは農業委員会に行って説明をします。そして各地の農業委員さんが現地を確認されます。農業委員さんの判断は・・・「農地」でした。
私には雑種地に見える小さな土地ですが「農地」という判断がなされたので仕方がありません。前所有者さんと協力し、書類を作成し測量をし、整地をし、時間をかけ農地転用を行いました。
農地転用が終わり、そうして無事に土地の売買が終わった後、ちょっと建物が建てづらい市街化調整区域に事務所が建てられるように、またいくつかの書類を用意しながら時間をかけて進めていったのでありました。
ということで「農地転用」「市街化調整区域内に建築」があったため事務所設置にも時間がかかることになった「ほのぼの不動産」ですが、その経験から農地転用のご相談もお受けします。お気軽に事務所に遊びに来てくださいね。
それではまた!