擁壁の修繕について1つの案

8/29の記事「またも擁壁・・・」の続きです。

先程、現地にて、長年、土木事業に携わっていた方にいろいろと教えていただきました。

これから下は、私の理解不足・勘違いがあると思いますので話半分という感じで読んでください。

まず鉄筋にサビが発生することにより腐食膨張が発生します。鉄筋の膨張が発生すると内部から外に向かって圧がかかり、その過程でコンクリートが剥がれ落ちていくことになります。さらに時代背景としても海の砂を塩分調査せず使っていた可能性があり、鉄筋にサビがでやすい環境だった可能性が高いです。

修繕方法として劣化した部分を丁寧に取り除き、まだ耐性が残っている部分にアンカーを打ち込み、それから新しいものを付け足す方法もありますが得策ではないでしょう。

今回、ベターなのは倉庫の解体→倉庫部分の土間解体→擁壁の解体→擁壁再構築が良いのではないかとのことでした。当初の想像していた流れ通りです。1つの案として持っておきますが、その方向で進めていくしかないような気がします。

たくさん気がかりなことが出てきているのですが、その1つがこれです。

作業スペースが狭く危険なことです。

オレンジの  部分が作業スペースです。あって1mくらいでしょうか。その下は崖になっています。ちょっと油断したら作業員も落ちてしまいますし、削った擁壁も落ちてしまいます。

この問題については明るいご意見をいただけました。

この反対側、敷地内の土を掘り、そして内側に擁壁を崩したら大丈夫ではなかろうかとのことです。なるほど。そういう方法があるのですね。このくらいの深さならそこまで難しい作業ではないようです。

他にもブロックの擁壁の仕組みなど教えていただきました。

工事代金の見積もりや工事業者さんの選定などはこれからで、費用面など調整することは山盛りです。他に案が出てきたり変更が出てくるかもしれませんが、都度、修正しながらこの問題を片付けなければいけませんね。

ゴールには、まだまだ時間がかかりそうです。